今回は「為替相場」振り返りシリーズ(6月第一週)です。
週間振り返り
※チャートからのざっくりの値です
- 始値 109.953 終値 109.535 ▼0.418
- 高値 110.328 安値 109.331 幅0.997
日経もNYダウもですが株価は頭打ちなのか中々上がらず、かといって調整もなかったので為替もそれに準じた形でした。雇用統計の結果は非農業部門雇用者数(55.9万)が市場予想(65万)を下回ったとのことで、テーパリング時期が後退したため、ドル安に向かいました。
ロイターニュース参照 https://jp.reuters.com/article/ny-forex-idJPKCN2DG2I7
とはいえ、雇用指標はかなり回復に向かっていますので7月・8月の雇用統計で金融緩和縮小に向けた動きがあるのではと予想する人も少なくないと思います。そのため株価の調整には注意したいですね。
チャートで気になった点
前週に108.5~109.5のレンジを上抜けた流れを受けて、前週高値(110.2)を超えたところで雇用統計の結果を受け伸び切れませんでした。但し109.5のラインで留まっていますし、特に円高要因も無さそうなので、下への調整も限定的で高値更新を目指すんじゃないかなと考えます。